「物流塾」開催の回顧録〜その6〜
開講10周年を迎えて
第118回から第141回までの物流塾では10年もよく続けたもんだと、記念誌を発刊しようかとの話もありましたが、寄せ書きをいただくことで我慢しました。
物流塾開講10周年に寄せて
:10周年記念講演会(2012年3月15日)
瓜生 統一(船井総研ロジ株式会社セールスマネジャー)
物流塾10周年を迎えられ誠におめでとうございます。十年一昔といいますが、10年間継続されたことは西田様はじめ参加者の皆様の支えがあったからではないかと感謝致しております。小生も近年の参加者の一人でありますが、物流という括りで講師の皆様や参加者の皆様と知り合いになることができ、誠に多くのことを教えていただくことができる場所はこの物流塾でした。益々のご発展をお祈りしております。
漆戸 貢勇(株式会社ZUC顧問)
物流塾が開講10周年を迎えたこと、誠にご同慶に堪えません。この間、裏方で貢献された西田光男君の感慨もひとしおかと存じますが、小生を大学同期の間柄で物流塾に参加させていただき、新たな学び舎を得たことに感謝しています。「ものづくり」の日本を支えている戦略的な物流事業が、景気の回復に弾みをつける必要があります。さらに、若手メンバーをお仲間にして物流塾を盛り上げ、切磋琢磨して得た活きた提案を行って参りましょう。
江澤 吉宏(ロジスティクス・プロバイダー飛鳥有限会社ロジ・コーディネーター)
10周年、おめでとうございます!! 曽我部先生、福浦編集長、西田様、小職と神田駅近くの喫茶店で御打ち合わせをさせていただいた時から、10年の歳月が過ぎましたが、小職は、会社を喪失し、「生業」を変えて参りました。当初の参加メンバーの職種も「ガラッ」と変換して参りました。物流業界の環境変化が「激変」していることをしみじみと感じております。この「激変」を先読みする「場」としての物流塾の存在は、「最善の場」と思料しています。これからも「先読みの場」として、有り続けてほしいものです伯伯。
遠藤 八郎(ロジザード株式会社代表取締役会長)
物流塾10周年、おめでとうございます。物流塾は特定の企業や利益団体に依存することなくオープンなグループで物流について参加者同士で真摯に学びあう希少な場です。毎月の定例会での物流に関する多くの先進事例が報告されています。業界のご先輩達も多く参加され、物流に限ることなく仕事への取組み姿勢や考え方、生き方にまで広く議論が及ぶことも多く何時も勉強になっています。次の10年に向けて発展を祈ります。
小高 功(株式会社アトムシステム常務取締役)
物流塾開講10周年おめでとうございます。物流業界に身をおかれる様々なお立場の方々が、多数土曜日に会し、現状問題に口角泡を飛ばし、また将来のあるべき形を共に夢見る姿は、誠に貴重で素晴しく、このような会が、企業の盛衰の益々激しくなったグローバル化社会の中で、ベテランから若手への世代を越えた知識の伝承も含め、大きな役割を担っていくものと確信しております。この物流塾を永きにわたり主宰されてこられた西田様とロジスティクスIT研究所のご努力に敬意と感謝を評しますとともに、今後とも大いなる鐘を鳴らし、進まれんことを願っております。
定兼 千明(ニュートン・エナジーズ株式会社代表取締役)
物流塾開講10周年おめでとうございます。物流塾に参加させていただくたび、異業種の皆様から発表されるテーマと内容には大変興味深く聞かせていただいております。弊社のビジネスのヒントにも繋がることもあり、貴重な情報を発信いただいていると受け止めております。何よりも第二部のノミニケーションでは、皆様と笑顔で乾杯できることが私の楽しみの一つです。是非、西日本においても物流塾の開催をご検討いただければ幸いでございます。
鈴木 勝之(株式会社利達ソフト営業部)
物流塾開講10周年、誠におめでとうございます。物流業界に携わる諸先輩の方々が積み上げてこられた歴史を考えてみますと、私が関係したのはつい最近の事であり改めでご尽力に感銘致します。聞いた話によれば台風でも開催したという逸話があるようですね。すごいことです。若輩者の私も一度だけ講師を務めたことがございます。若干ですが少しだけご協力できたのかなぁと思います。今後、物流塾が益々発展される事を祈念しお祝いの言葉と代えさせて頂きます。
西田 光男(株式会社アイオイ・システム常務取締役)
ロジスティクスシステムメーカーで10年近く営業を務めさせていただいたにも拘らず、製造と物流の現場経験がなく、お客様にご迷惑をおかけしている自分を恥じて、自らの学習の場として、物流塾の開講を起案させていただきました。2001年12月のことでした。ロジスティクスシステムの先輩である曽我部旭弘様とマーケティングの先輩である高井英造様に相談させていただき、両氏のご理解をいただき、開講を決意した次第です。第1回から暫くの間は友人の会社の最上階の倉庫を貸していただくことができ、2002年4月6日に開催することが出来ました。システム化研究所の曽我部様、デロイトトーマツの梶田様、横浜商科大学の橋本様、ユーザックシステムの平野様、ユース流通システムの鈴木様、小松物流の亀井様、文化女子大学の鈴木様、………、各方面の方々にご理解いただき講義をしていただきましたことが物流塾継続の原動力となっております。
物流会社を経営されておられた江澤様には、勉強会だけではなく、参加者全員が情報交換できる場も持つようにとご提案いただき、講義の後は17:00過ぎからはノミニケーションの場を用意できたことも継続の力になっています。情報交換の結果として、参加者のそれぞれの立場で新しい連携を始められ、いくつかの新規事業が可能になったとも聞いています。
宇宙開発研究会というクラブを主宰していた頃に、年に1回の合宿を楽しみにしていたことを思い起こし、皆様のご賛同を得て第30回物流塾は合宿ということで、青梅市の旅館を借りて一晩を語り合える場を創らせていただきました。その後毎年秋に合宿形式で物流への夢を語り合ってまいりました。
雨の日も風の日も日照りの夏も台風にも降雪にも地震にも負けずに、物流の効率化と可視化を継続的に進化させることを夢見てきた10年間でした。参加者の皆様にとって10年の継続を力としていただけたのか、気がかりではありますが、これからもできる限り継続させていただければ幸いです。
白田 博昭(有限会社ハクタ設計部マネージャー)
物流塾を開催されて10年、開催120回を迎えられ、誠におめでとうございます。素晴しいメンバーの方々がおられる勉強会に参加することができて、また、その後の宴席に加えていただき、毎回楽しみにしております。各方面の今現在の最先端のお話を伺えるというのは、本当に得がたい貴重な場だと思います。今後も、物流塾の益々のご発展を願っております。
藤巻 敬(ロジスティクスエンジニア)
物流塾開講10周年おめでとうございます。昨年から加わった入塾1周年の新米ですが、毎回新たなソリューションや業界の課題、国際的なロジスティクスの動向など多面的な情報を提供して頂けると共に、経験と個性の豊かな参加者の皆様が、それぞれの視点からどのような評価をされるかを聴ける貴重な時間を過ごさせて頂いております。緩やかに参加者の世代が更に広がり続け、ロジスティクスの進化・発展に見えない力を与え続けていかれることをお祈り申し上げます。
堀 吉彦(堀流研事務所代表)
戦後20年の昭和40年代と、バブル崩壊後の低迷する20年間を経て、當に、両時代が成長と衰退する経済環境の局面に立っていたと思います。かかる時に物流塾が十周年に向けて「ゆで蛙」であっては困る訳です。現場の実務者とソフト・ハードの提案者が新しいマーケット理論に基づいた問題提議をして、業界に新風を投げ掛けませんか。白熱の3時間の後での飲み会が楽しくなりますよ。
簔口 巌(光英システム株式会社)
私が輸配送システムを生業にした7年前は、輸配送の理論と現実の相違に苦慮しました。物流塾は、物流現場の問題・ソリューションについて実例で学ぶことができ参考になりました。現在、日本の物流課題を解決すべく、産学官での取組がありますが、物流塾はビジネスの立場から先駆的な役割を果たしていると思います。物流塾の120回の実績に感謝し、200回に向けての進展を祈願いたします。
三輪 基博(ヴァイタル・インフォメーション株式会社東京本部東京営業部営業課係長)
物流塾の開講10周年、心よりお祝い申し上げます。常に世間情勢を見据え、物流に係わるさまざまな業界動向を押さえながら、その先をとらえようとするキーマンの皆様の活動には深く頭が下がります。小職は塾歴も浅く、未だ発展途上で皆様のお話についていくのも精一杯なのですが、物流・流通業界の「これから」に少しでも役立つことができるよう、「未」塾生として参加させていただきます。物流塾の益々のご発展を祈念致します。
本山 達也(イービス代表)
物流塾開講10周年、誠におめでとうございます。事務局のスタッフの皆様の尽力に感謝申し上げます。私は5年前の第68回に未熟ながら講師を務めさせて頂いて以来の参加になります。関西での仕事が長かった私にとって物流塾は関東地区での人脈を広げるための足がかりとして大いなる助力となりました。独立後も気軽に相談に乗っていただいたりと、大変感謝致しております。物流塾の益々のご発展を祈念しております。
矢島 光男(株式会社坂村ワールドトランスポート代表取締役)
物流塾10周年誠におめでとう御座います。物流塾に参加致しまして感じた事は、具体的な最新の物流の現場の事例、多岐にわたる物流関連企業様の取り組み等、参加者の皆様の真摯な研究姿勢に感服している次第です。今後の物流塾に期待している事は、より一層の幅の広い講師の方々の様々な角度からのアプローチを学んでいき、会社に持ち帰って現場に生かせるような益々の塾の御盛況を願っております。
この記事の作者
西田光男
ロジスティクスIT研究所